MF:田中達也(背番号39)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年6月9日(29歳)
前所属:浦和レッズ
2021リーグ戦成績:28試合4得点2アシスト
九州産業大学卒業後の2015年にロアッソ熊本へ加入し、プロキャリアをスタート。その後FC岐阜、ガンバ大阪、大分トリニータなどでプレーしている。昨季は浦和レッズに在籍。J1リーグでは28試合に出場するも、そのほとんどが途中出場だったなどレギュラー定着には至らず。再起を図り、今冬に下部組織時代を過ごしたアビスパ福岡へやって来ることとなった。
非凡なスピードを駆使した1対1の仕掛けには絶対的な自信を持っていて、単独でもサイドから違いを作り出すことを可能としている。とくにカウンター時の破壊力は必見だ。また、DFを振り切ってから放つクロスやシュートのクオリティーも決して悪くない。サイドが主戦場になるが、中央でのプレー経験がそこまで少なくないという点も魅力になると言えそうだ。
ポゼッションサッカーの中で活きるタイプではないが、縦に鋭い攻撃を志向する長谷部茂利監督のスタイルには合うだろう。運動量豊富なため、もちろん前線からのアグレッシブなディフェンスにも期待ができる。アビスパ福岡ではファーストチョイスとして4-4-2の左サイドハーフを任される可能性が高いが、監督やサポーターに自身の価値を証明できるか。