マンチェスター・シティ 最新ニュース
2008年夏にUAE資本となってから数多くの大物選手や監督と契約し、瞬く間に世界を代表する強豪へと成長したマンチェスター・シティ。2010年以降ではプレミアリーグを制した回数が5回、リーグカップを制した回数が6回といずれも最多の数を記録している。こうした輝かしい成績を残しているイングランドの名門では、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人の伝説の英雄を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)。
FW:セルヒオ・アグエロ(元アルゼンチン代表)
【写真:Getty Images】
セルヒオ・アグエロ(元アルゼンチン代表)
生年月日:1988年6月2日
在籍期間:11年7月~21年7月
通算成績:390試合260得点73アシスト
主な獲得タイトル:プレミアリーグ(5回)、リーグカップ(5回)、FAカップ(1回)、コミュニティー・シールド(3回)
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抜群の得点感覚の持ち主であるセルヒオ・アグエロは、11年夏から20年夏までの10年間をマンチェスター・シティで過ごした。この間にクラブ歴代最多ゴール(260)を決めるなど数々の記録を更新し、多くの印象的なゴールを決めたことからサポーターの記憶にも強く残る伝説的な選手となっている。また、エティハド・スタジアム前には、既に設置されているダビド・シルバやヴァンサン・コンパニと並んで銅像が建立される予定となっている。
シティでのデビューシーズンとなった2011/12シーズン、チームはシーズン最終節までマンチェスター・ユナイテッドと熾烈な優勝争いを繰り広げていた。最終節の相手であるQPRに勝利すればシティの優勝が決まるという条件だったが、90分まで1-2とリードされる厳しい展開となっていた。だが、ここからリーグ史に残る大逆転劇が起こる。その主役となったのがアグエロだった。
90+2分、エディン・ジェコのゴールで同点に追いつくと、90+4分にアグエロが起死回生の逆転ゴール。この一撃で、シティに44年ぶりとなるリーグタイトルをもたらすことになった。その後のシーズンもアグエロは得点を量産し、2015/16シーズンからは背番号を10へと変更。名実ともにシティの大エースとなり、同一クラブでのプレミアリーグ最多得点記録(184)やプレミアリーグ最多ハットトリック(12回)など数々の記録を打ち立てたのだった。