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ユルゲン・クロップ監督も南野に賛辞

リバプールの日本代表MF南野拓実は、来季以降もクラブの「長期プラン」に含まれていると考えられるのかもしれない。英紙『ミラー』が伝えている。

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　今季のリバプールでは短いプレー時間で一定の結果を出しているとはいえ、やはり安定した出場機会を得るには至っていない南野。攻撃陣の新戦力加入などもあり、来季以降もリバプールに残留するのは難しくなりつつという見方もある。

　だが『ミラー』紙は11日付記事で、「今季はリバプール加入以来最も点を取っている」「サディオ・マネとモハメド・サラーの不在によるプレー時間増加を活かすことができた」と南野を評価。依然としてクラブの長期的プランの中で必要な戦力に位置づけられている可能性があるという見方を示している。

　ユルゲン・クロップ監督も11日の会見で、控えの選手たちがチームの層を厚くしていると主張。「多くの選手が素晴らしい進化をしてきた。南野拓実もそうだ。彼は試合ごとに良くなっている」と、南野については名指しで賛辞を送っている。

　プレミアリーグでの先発争いが厳しい状況は変わらないが、来週にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のインテル戦が控えていることもあり、13日のバーンリー戦では「ローテーションが行われるかもしれない」と英紙は南野起用の可能性も予想。また、今月末に予定されるカラバオカップ（リーグ杯）決勝のチェルシー戦も南野にとって活躍のチャンスになる可能性があると見込んでいる。

【了】