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【写真:Getty Images】
マルティネッリがウルヴァーハンプトン戦で奇妙な退場劇
アーセナルのFWマルティネッリの退場劇が注目されている。かつてプレミアリーグで活躍したスターたちの間でも、意見が分かれているようだ。
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アーセナルは10日のプレミアリーグでウルヴァーハンプトンと対戦し、1-0の勝利を収めた。しかし、終盤は10人で戦う厳しい状況となっている。
1点リードで迎えた69分、アーセナルはマルティネッリが退場となった。マルティネッリは敵陣で相手のスローインとなると、速攻を防ぐために腕を使って妨害。それでも相手のスローインがつながり、主審はアドバンテージをとる。マルティネッリはボールが出た先を追いかけてファウルで阻止した。
主審は両方のアクションについてマルティネッリに警告を出し、2枚のイエローカードで退場を言い渡している。
かつてアーセナルで活躍したマーティン・キーオン氏は、英『BTスポーツ』で「選手にとってとても厳しいと思った」と話した。
一方で、ジョレオン・レスコット氏は「彼がイエローカードを受けている状態だというのはみんな分かったはずだ。その上で彼はファウルを犯した」と述べ、妥当なジャッジとみている。
キーオン氏は「試合が熱くなっているときのアドバンテージで、彼は気づいていなかったと思う。振り返れば愚かな判断にみえるかもしれないが、あの瞬間であれば、私も同じようにしたと思う」と、マルティネッリを擁護した。
また、リオ・ファーディナンド氏もジャッジに疑問がある様子で、「厳しすぎる。審判はニュースになりたいのかな」とコメント。「最初のはイエローで妥当だ。ただ、2つめはイエローカードが必要とは思わない。ましてや、1つの同じ攻撃の中でのことだ」と話した。
マイケル・オーウェン氏は、「間違っているとは思わないよ。2枚のイエローカードにふさわしいファウルがあるならね。でも、あれは間隔が短すぎる。それに、イエローカードの確証があるものではなかった。そう考えると、バランスを取るために1枚出しておけば十分だろう」と、自身の見解を述べている。
【了】