DF:アピアタウィア久(背番号5)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年10月18日(23歳)
前所属:ベガルタ仙台
2021リーグ戦成績:29試合1得点0アシスト
ガーナ人の父と日本人の母の間に生まれたアピアタウィア久は、元々FWの選手だった。しかし、高校3年時にCBへコンバートされると急成長を遂げる。大学在学時には、 U-21日本代表に選出。4年時の2020年には特別指定選手としてベガルタ仙台に加入と、一気にプロへの階段を駆け上がっていった。
191cmの高身長と抜群のスピードを誇るアピアタウィアの身体能力は突出している。地上戦、空中戦ともに強さを見せるだけでなく、高い足元の技術で相手をいなすこともできる。現状でもレベルは高いが、強靭なフィジカルが付き、さらに高精度のキックを蹴ることが出来るようになれば、日本屈指のCBとなるに違いない。
素質は十分だ。昨季仙台に正式加入すると、1年目からリーグ戦29試合に出場。第26節のFC東京戦では、プロ初ゴールをマークした。急成長を続け、J1の舞台でも実力を証明したアピアタウィアは、京都サンガF.C.の新たな守備の要となれるか。若きCBの活躍に注目したい。