MF:神谷優太(背番号17)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年4月24日(24歳)
前所属:柏レイソル
2021リーグ戦成績:25試合3得点4アシスト
青森山田高校で「10番」を背負い活躍していた神谷優太は、2016年に湘南ベルマーレへ加入。ここではレギュラーになることができなかったが、2018年に期限付き移籍した愛媛FCで中心的存在になった。2020シーズンからは柏レイソルでプレー。昨季はJ1で25試合3得点4アシストの成績を残している。決して飛び抜けた数字とは言えないが、プレーのクオリティーは光るものがあった。
能力は間違いなく高い選手だ。水準以上のスピードを持っていて、国内屈指のテクニック、精度の高いキック、ゴール前でのアイデア、そしてリズミカルなドリブルを武器に攻撃のグレードをアップさせることができる。さらに、攻守の切り替えが早く、前線からの積極的なディフェンスを怠ることもない。監督が起用したくなるような魅力を十分に揃えていると言える。
平岡宏章監督の元で2022シーズンのスタートを切る清水は、オーソドックスな4-4-2を採用することが濃厚だ。その中で神谷はツートップの一角、あるいはサイドハーフとしての起用が考えられるだろう。いずれのポジションも人材が少ないわけではなく、競争はそれなりに激しくなるはずだが、レギュラーの座を掴み取るか。
【了】