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ハリルホジッチ監督と衝突の溝埋まらず。チェルシーMFが28歳でモロッコ代表引退

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハキム・ツィエク
【写真:Getty Images】



代表復帰の扉を閉ざすハキム・ツィエク

チェルシーのMFハキム・ツィエクは、モロッコ代表で今後プレーする意思がないことを表明した。英『ESPN』など複数メディアが伝えている。



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 ツィエクは昨年、代表チームへの参加を巡ってヴァヒッド・ハリルホジッチ代表監督と衝突。同選手が負傷を偽ってフレンドリーマッチへの出場を拒否したと監督側は主張したが、ツィエクはそれを否定していた。

 昨年秋以降の代表戦には招集されず、今年1月から開催されていたアフリカ・ネーションズカップもメンバー外に。ハリルホジッチ監督はツィエクの態度を批判し、今後も招集するつもりはないと話していた。

 これに対しツィエク自身も、代表復帰の意思はないと8日にコメント。「代表に戻るつもりはない。最終的な決断だ。クラブでの仕事に集中している」と語り、ハリルホジッチ監督の言葉が「嘘」であるとも主張している。

 オランダで生まれたがモロッコにルーツを持つツィエクは、オランダの年代別代表でプレーしたあとA代表はモロッコを選択。2015年にデビューし、2018年ワールドカップや2019年アフリカ・ネーションズカップなども含めて40試合に出場し17得点を記録していた。

 モロッコ代表はカタールワールドカップ・アフリカ予選でもプレーオフに進出しており、3月にコンゴ民主共和国代表との対戦を予定している。だが本大会出場権を獲得したとしても、ツィエクが出場することはなさそうだ。

【了】

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