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クラブW杯は「不公平」。アジア王者監督が欧州有利の日程を批判

text by 編集部 photo by Getty Images

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レオナルド・ジャルディム
【写真:Getty Images】



準決勝でチェルシーと対戦のアル・ヒラル

サウジアラビアのアル・ヒラルを率いるレオナルド・ジャルディム監督は、FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)の大会システムが“不公平”だと批判を繰り出した。英紙『イブニング・スタンダード』など複数メディアが伝えている。



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 昨季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を飾ったアル・ヒラルは、アジア代表としてクラブW杯に出場。6日に行われた2回戦で開催国UAE王者のアル・ジャジーラに勝利を収め、欧州王者チェルシーの待つ準決勝へと駒を進めた。

 その準決勝の前日会見でジャルディム監督は、大会日程の不公平さを指摘。「8試合で(最大)4試合を戦わなければならないチームがある一方で、ゆっくり休んで2試合だけ戦うチームもある。フェアだとは思わない」と訴えている。

「もっと日程を考えるべきだ。欧州のチームはもちろん優勝候補だが、さらに有利になっている。アル・ヒラルは2日間しか休まずに同じ24人で戦う。相手は元気な状態でやってくる」とジャルディム監督は続けた。

 2005年にクラブW杯が現行方式となって以来、欧州王者と南米王者の2チームは準決勝からの登場となる形で“優遇”されている。これまで優勝チームはその2大陸以外から出ておらず、伝統や実績に基づいたシード方式となっている形ではあるが、その妥当性に改めて一石が投じられている。

【了】

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