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Jリーグ 3年前

川崎フロンターレ、期待の新戦力5人。目玉はタイのメッシ! 18歳のドリブラー、大学ナンバーワンMFとは?

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:永長鷹虎(背番号26)

川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】


生年月日:2003年4月7日(18歳)
前所属:興国高校
2021リーグ戦成績:-

 中学校卒業まで県トレセンに選ばれた経験すら一度もなかったなど、全国的には無名の存在だった。しかし、大阪府の強豪である興國高校に進学すると恐るべきスピードで成長。一気にプロクラブから注目を集めるようになった。そして昨年6月、川崎フロンターレ加入内定を掴み取ると、同年8月にはU-18日本代表候補にも選出。いわきFCとのトレーニングマッチではゴールも決めた。

 永長鷹虎という名前はなかなかインパクトがあるが、それはプレーにも同じことが言える。非凡なスピードを駆使しながら発揮するドリブルは破壊力抜群で、ボールを持てば必ずと言っていいほど何かを起こしてくれるのだ。ただドリブル一辺倒というわけではなく、ゴール前のアイデアやシュート技術もハイレベル。単独で違いを作り、単独で仕留められる。そんな選手と言えるだろう。

 永長は左利きで主戦場が右ウイング。川崎Fには、もはや同ポジションのスペシャリストと言っても過言ではない家長昭博がいる。プレースタイルは若干異なるものの、同じ左利きのベテランから学ぶことは数多いだろう。Jリーグ絶対王者のレベルを体感しながらスキルを磨き、さらに家長から様々なものを吸収することができれば、大化けする可能性は十分だ。

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