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Jリーグ総合評価ランキング【サガン鳥栖】エース、司令塔、守備の要が退団。今年が最大の正念場に【2022年版】

サガン鳥栖

2022シーズンのJリーグ開幕が近づいている。各クラブはそれぞれが目指す目標に向かって戦力を整え、開幕に向けて準備を進めている。今回は、サガン鳥栖の戦力をA~Eの5段階評価で評価した(※情報は2月2日時点)。

サガン鳥栖
サガン鳥栖

評価:E
監督:川井健太
昨季順位:7位


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 毎年主力を抜かれながらJ1に生き残ってきたサガン鳥栖だが、今年こそが最大の正念場と言っていいだろう。金明輝監督がパワハラ問題で退任し、モンテディオ山形でコーチを務めていた川井健太監督が就任した。チームの半数以上が新戦力となり、文字通りチームは生まれ変わる必要を迫られている。

 今季も主力が他クラブに移籍している。夏に移籍した林大地を含めれば、昨季のチーム得点ランキング上位勢が揃って移籍。樋口雄太、仙頭啓矢といった中盤の要から、山下敬大や酒井宣福という得点源まで、このオフは根こそぎ引き抜かれた。43得点のうち36得点を挙げた6人が抜けただけでなく、DFラインも20歳の大畑歩夢は浦和レッズに。さらに、とどめを刺したのはエドゥアルドの横浜F・マリノス移籍だった。

 頼みの綱は“出戻り組”の活躍にありそうだ。藤田直之、福田晃斗、小野裕二にかかる期待は大きい。そして、徳島ヴォルティスでブレイクの兆しを見せた宮代大聖と垣田裕暉の加入も心強い。西川潤、インカレMVPの荒木駿太などポテンシャルの高い若手も多い。彼らの活躍次第に残留の希望を託したい。

【了】

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