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バルセロナ、新戦力“融合”のキーマンは? アトレティコを粉砕、攻撃陣爆発の要因【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 本田千尋 photo by Getty Images

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リーガ・エスパニョーラ第23節、バルセロナ対アトレティコ・マドリードが現地時間6日に行われ、バルセロナが4-2で勝利した。4位を争う直接対決で勝利に導いたのは、爆発した攻撃陣だろう。アトレティコ戦では3人のキーマンが重要な役割を果たしていた。(文:本田千尋)


カンプ・ノウを沸かせたバルセロナ

0207-バルサ
【写真:Getty Images】

 この試合を観た天国のヨハン・クライフは、どう思っただろうか。

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 現地時間2月6日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節。FCバルセロナはアトレティコ・マドリードを4-2で粉砕した。開始早々の8分、右サイドから崩されてヤニック・カラスコに先制を許したバルセロナだったが、勝負強さを発揮した。

 まずはその2分後に、すぐさま追い付く。右サイドのダニエウ・アウベスからのふんわりとしたクロスを、ジョルディ・アルバが左足で超絶ボレーを決め切った。

 同点に追い付いてからは落ち着きを取り戻し、自陣でブロックを構築するアトレティコに対してポゼッションの時間を増やしていくバルセロナ。すると21分、右ウイングのアダマ・トラオレが縦に仕掛けてクロスを入れ、左ウイングのガビがヘディングを叩き込んで2-1。今冬に獲得した新戦力の力強い突破が勝ち越し弾を生んだ。

 その後も強度がイマイチのアトレティコに対してボールを握るバルセロナは43分、FKの場面でアウベスが蹴ったボールをピケがヘディング。ポストに当たって跳ね返ったボールを、フェラン・トーレスはミートできなかったが、アラウホが押し込んで3点目を決める。

 前半で試合の主導権を握ったバルセロナは49分、ガビがフレンキー・デ・ヨングとのワンツーから左サイドを縦に侵入してクロスを入れる。ゴール前でトーレスが潰れて流れたボールを走り込んできたアウベスが蹴り込んで4点目。開幕節以来の1試合4ゴールにカンプ・ノウは湧いた。

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