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　FAカップ4回戦、リバプール対カーディフが現地時間6日に行われた。この試合では、リバプールの若きMFが豪快なゴールを叩き込み、アンフィールドへ足を運んだサポーターを沸かせている。

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　リバプールは前半をスコアレスで終えることになったが、後半開始早々の53分に先制点をゲット。トレント・アレクサンダー＝アーノルドが蹴ったフリーキックをディオゴ・ジョタが頭で合わせゴールネットを揺らしている。

　68分には追加点奪取。今冬新加入のルイス・ディアスからの折り返しを南野拓実がプッシュした。

　そして76分、リバプールは勝負を決定づける3点目を奪取。決めたのは18歳のMFハーヴェイ・エリオットだ。

　このゴールは実に素晴らしかった。左サイドのアンドリュー・ロバートソンから鋭いクロスが入ると、エリオットはボックス内で完璧にこれをコントロールし、すぐに左足を振り抜いている。スピード抜群のシュートに対しカーディフGKは全く反応できず、ボールはゴール右隅下へと突き刺さった。コントロールからシュートに至るまで一切の無駄がない、パーフェクトな一撃だったと言える。

　昨年9月に足首脱臼の大怪我を負い長期離脱を強いられていたエリオットは、このカーディフ戦が復帰一発目の試合だった。そんな大事なゲームでゴール。選手本人はもちろん、スタジアムから大きな拍手が沸き起こったなど、サポーターにとっても歓喜の瞬間だったと言える。リバプールの未来を担い得る若き才能は、ここからどんな活躍をみせてくれるか。