MF:中村亮太朗(背番号35)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年9月27日(24歳)
前所属:ヴァンフォーレ甲府
2021リーグ戦成績:33試合4得点1アシスト
2020年、中村亮太朗は中央大学卒業後にヴァンフォーレ甲府へ加入した。1年目は当初こそなかなか満足いく出場機会を得られなかったが、第11節FC琉球戦でリーグ初フル出場を果たしてからはコンスタントに出番を貰うようになり、最終的にJ2では26試合3得点2アシストを記録。昨季はさらに勢いが加速し、同33試合で4得点1アシストの成績を残すことになった。
そんな中村は万能型のボランチと言えるだろう。攻撃では高いテクニックと精度の良いパスを武器にゲームをコントロールすることができる。そして守備では「今日の目標をガットゥーゾに設定してしまったため気持ち入りすぎてレッドカードもらいそうだったので次から気をつけたいです」(中央大学学友会サッカー部が2019年に投稿したツイートより)とコメントしている通り、元イタリア代表MFのような熱く激しいプレーでチームに貢献する。24歳と若いが、頼もしい存在だ。
鹿島のボランチには日本代表でのプレー経験を持つ三竿健斗、そして昨シーズン印象的なパフォーマンスを示したディエゴ・ピトゥカが君臨する。2022シーズンがJ1初挑戦ということを考えても、彼らからすぐにポジションを奪うことは難しいはずだが、どこまで食らい付いていけるだろうか。