アビスパ福岡
2022シーズンのJリーグ開幕が近づいている。各クラブはそれぞれが目指す目標に向かって戦力を整え、開幕に向けて準備を進めている。今回は、アビスパ福岡の戦力をA~Eの5段階評価で評価した(※情報は2月2日時点)。
評価:D
監督:長谷部茂利
昨季順位:8位
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アビスパ福岡は昨オフの外国籍選手への投資が成功し、8位フィニッシュで残留を勝ち取った。しかし、チーム最多タイとなる5得点のジョン・マリ、チーム最多となる6アシストのエミル・サロモンソンがチームを去ったことで、長谷部茂利監督は新たな軸を作る必要に迫られそうだ。
期限付き移籍から完全移籍へ切り替わった奈良竜樹は、試合数を下回る失点数(37失点)を記録した福岡の守備に欠かせない。得点源として期待されるのはやはりルキアン。昨季、22得点を挙げてジュビロ磐田をJ1昇格に導いたブラジル出身FWには、2ケタ得点が求められる。そして、浦和レッズから加入した田中達也は、なかなか固定できなかったサイドハーフに入りそうだ。右サイドバックはサロモンソンが去ったが、横浜FCから24歳の前嶋洋太というサイドのスペシャリストが加わった。
ルキアンと田中というピンポイントの補強により、攻撃の迫力はアップした。しかし、それだけで上を目指すことができないのがJ1の厳しいところだ。完成度が上がらなければ昨季と同様の結果を得ることは難しい。
【了】