田中碧、守田英正、遠藤航は「世界でもライバルがいないかも…」
「後半の立ち上がりの2点目が勝敗を分けたと思います。その後、サウジアラビア代表のモチベーションが少し落ちて、日本代表は試合をコントロールできたと思います」
――後半スタートから2点目を取るまでが良かったですね!
「森保監督はハーフタイムに選手に何を言ったのかわかりませんが、その指示は勝利の鍵になったと思います」
――日本代表はこれで4試合連続無失点です。今回は冨安健洋と吉田麻也がいませんでしたが、守備陣のパフォーマンスはどうでしたか?
「評価したいですね。今日も中国戦も無失点だけではなく、相手に大きいなチャンスをあまり与えなかったですね。もちろん谷口彰悟も板倉滉も褒めたいし、中盤3人も非常にいいバランスを取ったと思います」
――中盤の3人も素晴らしかったですね。田中碧、守田英正、遠藤の3人はどういったところが良いのでしょうか?
「3人の連係や距離感はすごく良かったと思います。常に『セット』で動いて、チームの攻守を完全にコントロールしていました。守備ではサウジアラビアにスペースを与えず、攻撃にも常に絡めていました。彼らの運動量は世界でもライバルがいないかもしれないです」
――次節のオーストラリア代表戦にも勝って決めたいですね!また次回もよろしくお願いします!
「ほっとしましたが、まだまだです! 残り2試合も2連勝でW杯へ行きましょう!」
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「デイリーヨミウリ」「Jリーグ公式ウェブサイト」などにも寄稿。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーのJリーグ番組出演も。
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