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【写真:Getty Images】
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、依然として去就が不確定な状況が続いている。パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍の可能性は消えたとも報じられている。
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今季末で満了する契約の更新が合意せず、クラブとの関係悪化によりバルセロナでのプレー続行がほぼ不可能な状況となったデンベレ。1月中の移籍の道が探られ、有力な新天地候補に浮上してきたPSGとの間で交渉が行われているとみられていた。
だが仏紙『パリジャン』によれば、PSGが今回の移籍市場でデンベレを獲得することはないようだ。バルセロナの要求する移籍金2000万ユーロ(約26億円)の支払いにも、DFフアン・ベルナトやMFアンヘル・ディ・マリアとのトレードにも応じない姿勢だとされている。
プレミアリーグ行きも噂されていたが、仏紙『レキップ』によればデンベレの移籍を持ちかけられたチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドは1月の獲得に関心を示さず、トッテナムへの移籍には本人が難色を示したという。今季中プレーできないとしてもバルセロナに残留した上で、夏にチェルシーへフリー移籍することがデンベレ本人の希望であるとも伝えられている。
だがサラリーキャップの問題を抱えるバルセロナとしては、アーセナルからの加入が濃厚になったとみられるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの選手登録を可能とするためにも、31日の期限中にデンベレの放出を決めたいところかもしれない。スペイン紙『アス』によれば、デンベレが残留してもオーバメヤンを登録することは不可能ではないが、その場合はオーバメヤンの給与額を規定の最低限に設定する必要があるとみられている。
【了】