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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング86~90位。18歳で海を渡ったドリブラー、ザックジャパンで活躍したMFも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、最も高い市場価値を記録した日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した最高市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は1月4日時点における最高額。所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠


90位:18歳で海を渡ったドリブラー

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【写真:Getty Images】

MF:伊藤達哉(ハンブルガーSV)
最高市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
更新日:2018年6月5日(当時20歳)


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 小学生の頃から柏レイソルの下部組織に所属していた伊藤達哉は、2014年にUAEで開催されたジュニアトーナメントで大会MVPを受賞。この時の対戦相手であるハンブルガーSVからオファーを受けて、15年7月にハンブルガーSV U-19に加入した。

 2017/18シーズンにトップチームデビューを飾ると、シーズン終盤には左WGのレギュラーを確固たるものとし、ブンデスリーガ20試合で3アシストを記録した。チームはクラブ史上初の2部降格という屈辱を味わったが、インパクトを残した伊藤はリーグの年間最優秀若手選手賞候補にノミネートされた。

 20歳の若さでこうした印象的な活躍を披露した伊藤の市場価値は2017/18シーズン終了後に大きく上昇する。デビュー当初はわずか5万ユーロ(約600万円)だったが、18年6月には自己最高額となる200万ユーロ(約2.4億円)に到達し、わずか9ヶ月で40倍の大幅アップとなった。

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