【写真:Getty Images】
元ブラジル代表FWのロマーリオ氏が、1月29日に56歳の誕生日を迎えた。古巣であるバルセロナは同氏を祝福し、在籍時のスーパーゴールを公式SNSで振り返っている。
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小柄ながらも驚異的な身体能力やテクニック、得点嗅覚を誇り、通算1000ゴール以上を記録した数少ない選手の一人。ブラジル代表での活躍に加えて、長いキャリアの中で渡り歩いた数々のクラブでも強烈な印象を残した。
バルセロナに在籍したのはわずか1年半ではあったが、ヨハン・クライフ氏の率いる“ドリームチーム”のエースとしてゴールを量産。1年目の1993/94シーズンにはリーガ33試合で30ゴールを挙げて得点王に輝き、その勢いのまま1994年ワールドカップでもブラジル代表優勝の立役者となった。
あらゆる形からゴールを奪うことができたが、ループシュートも非常に得意なゴールパターンの一つだった。1994年10月に行われたアトレティコ・マドリード戦でのゴールもその一つ。縦パスを受けて抜け出すと、一瞬でGKの位置を判断し、極めて冷静かつ丁寧なシュートで頭上を抜いてしまった。
トラブルメーカーとしても知られたロマーリオ氏は、この数ヶ月後にはクライフ監督との衝突からバルセロナを去る。だがその後も40歳を過ぎるまで長いキャリアを過ごしてゴールを重ね続けた。