【写真:舩木渉】
日本代表は28日、千葉県内で練習を行った。
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27日に2-0で勝利したカタールワールドカップアジア最終予選の中国代表戦から一夜明け、来月1日のサウジアラビア代表戦に向けた準備が始まっている。
中国戦直前に体調不良を訴え、PCR検査でも陽性の疑いが出て中国戦を欠場したFW浅野拓磨も元気な姿で練習に合流した。同選手は28日に改めて受検したPCR検査で無事に新型コロナウイルス陰性が確認され、鼻水や喉の痛みといった症状も快方に向かっているという。
練習は2グループに分かれて実施され、中国戦に先発出場したメンバーは軽いリカバリーのみ。ただ、MF南野拓実は中国戦で相手選手に足を踏まれた際に爪を痛め、その箇所を刺激しないよう室内ジムでの調整となった。
一方、中国戦に出場しなかった選手たちと途中出場の選手たちは1時間強にわたって精力的に汗を流した。特に気合いが入っている様子だったのはMF原口元気だ。最後のミニゲームでは「1対1だぞ! 絶対に負けるな!」と周りの選手たちを鼓舞し、自らも集中を切らさず体を張ったプレーで存在感を発揮していた。
サウジアラビア代表は27日に行われたオマーン代表戦に1-0で勝利し、ワールドカップ出場権獲得に王手をかけている。ホームで迎え撃つ日本は、勝利して目の前での本大会出場決定を阻止したいところだ。中国に勝利しても、選手たちに気の緩みは一切ない。
(取材・文:舩木渉)
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