【写真:Getty Images,田中伸弥】
サッカー日本代表は27日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選の中国代表戦が埼玉スタジアム2002で行われた。2022年の初戦となったこの試合に、サッカー日本代表は2-0で勝利。ホームでアジア最終予選4連勝を飾った。
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日本代表はこれ以上勝ち点を落とせない状況で、吉田麻也と冨安健洋が負傷によりメンバーから外れた。中国代表戦で代役を任されたのは板倉滉と谷口彰悟。川崎フロンターレ時代の元チームメイトであるこの2人は、安定したプレーで不安を払拭した。
板倉は後ろに引かずに相手FWに対して果敢にプレスに行き、攻撃の芽を摘み取っていた。横に並ぶ谷口は、長短を織り交ぜた高精度のパスや的確なドリブルで、後方から試合をコントロール。役割が明確化されていたため、2人のコンビネーションに不安はなかった。
そして、90分間で中国代表に許したシュートはわずか1本。それも69分に与えたFKで、流れからのシュートは1本も許さなかった。
見事な活躍で中国代表の攻撃を完封。この試合の勝利に大きく貢献したこの2人には、2月1日に対戦するサウジアラビア代表戦でも吉田、冨安の存在を脅かす活躍を見せて欲しい。
【了】