【写真:Getty Images】
日本代表は27日、カタールワールドカップのアジア最終予選で中国代表と対戦する。
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試合開始1時間前に発表されたメンバーリストの中に、FW浅野拓磨の名前がなかった。それにともない日本サッカー協会(JFA)広報がオンラインでメディアブリーフィングを行い、浅野が27日朝から体調不良を訴えて大事をとる形で出場メンバーを外れたと明かした。
同選手は喉の違和感や鼻水といった症状が出ているものの、発熱はしていない。試合当日に選手・スタッフ全員がPCR検査を受け、浅野以外は陰性が確認されている。一方、浅野は陽性か陰性かを判断するための基準となる「Ct値」の数字が陽性に近い値を示しているという。
しかし、浅野は昨年12月に新型コロナウイルスに罹患しており、直近1〜2ヶ月の間に陽性となっていた場合は「Ct値」が高く出る傾向にあり、現時点では陽性か陰性か明確な判断は下っていない。そのため大事をとって中国戦のメンバーから外れた。
仮に浅野が新型コロナウイルス陽性と判定されても、厳格なガイドラインを設けて合宿を行っている日本代表内において濃厚接触者は出ない見込み。浅野以外の選手たちは27日のPCR検査で陰性となっており、中国戦は予定通り開催される。
【了】