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【写真:Getty Images】
久保建英(マジョルカ/スペイン)
生年月日:2001年6月4日
日本代表通算成績:13試合0得点
今季2年ぶりにマジョルカに加入した久保建英は、ここまでリーグ戦12試合に出場。9月以降は怪我に悩まされたが、12月に行われたアトレティコ・マドリード戦では見事な決勝点を決めた。さらに、今月15日に行われたコパ・デル・レイ(国内カップ)ラウンド16のエスパニョール戦ではエスパニョール戦では圧巻のFK弾を奪取。怪我から復帰後は徐々に調子を上げている。
細かいタッチと卓越したテクニックから繰り出されるドリブルはまさに圧巻の一言。1人でも局面を打開することができるが、広い視野と高いパススキルを活かしてチャンスを生み出すこともできる。
アジア最終予選での出場は、2021年9月に行われたオマーン代表、中国代表戦の2試合のみ。以降は負傷により欠場しているが、久保がチームに入ることで日本代表に新たな攻撃のリズムが生まれる。27日に行われる中国代表戦でも、マジョルカ同様に攻撃を牽引する活躍を期待したい。
【写真:Getty Images】
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
生年月日:1993年3月9日
日本代表通算成績:29試合7得点
今の日本代表の攻撃陣で最も活躍しているのは、間違いなく伊東純也だ。累積警告により欠場となったサウジアラビア代表戦を除き、アジア最終予選全試合に出場。5試合2得点1アシストを記録し、ほとんどの得点に関与している。
2021年9月に行われた中国代表戦では、大迫の先制点をアシスト。同年11月に行われたベトナム代表、オマーン代表とのアウェイ2連戦では、2得点をマークした。伊東の活躍により連勝した日本代表は、グループBの2位に浮上している。
圧倒的なスピードを活かしたドリブルや裏への抜け出しで突破口を開き、正確なクロスやシュートで結果を残す。今や伊東の存在は日本代表にとって不可欠で、最大の武器になっている。27日に行われる中国代表戦では、3試合連続ゴールを狙う。
【写真:Getty Images】
大迫勇也(ヴィッセル神戸)
生年月日:1990年5月18日
日本代表通算成績:55試合24得点
ブンデスリーガで屈強なDFを相手にプレーしてきた大迫勇也は、昨年8月にヴィッセル神戸へ移籍し、7年ぶりにJリーグへと戻ってきた。強靭な相手にも屈せず、安定したポストプレーや巧みなシュートで攻撃を牽引する大迫は、日本代表不動のエースとして君臨している。
得点だけでなく、試合の組み立てへの関与やチャンスメイクもできる大迫は、日本代表に幅広い攻撃パターンをもたらす。同ポジションにはセルティックで活躍する古橋亨梧など、若い選手が所属クラブで頭角を現しているが、この男はアジア最終予選全試合に先発出場。日本代表の勝利に貢献している。
昨年9月に行われた中国代表以降、アジア最終予選では得点を決められていないが、大迫は常にチャンスに関与。カウンターや自陣から攻め上がる際には最前線でボールをキープし、攻撃の起点となっている。27日に行われる中国代表戦では、エースのゴールを期待したい。