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【写真:Getty Images】
遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
生年月日:1993年2月9日
日本代表通算成績:34試合2得点
昨季、ブンデスリーガ1部初挑戦ながらデュエル勝利数1位となった遠藤航はドイツ中に ”デュエルモンスター” としてその名を轟かせた。そして今季、シュトゥットガルトでキャプテンを任された遠藤は、開幕戦から全試合にスタメン出場。ペッレグリーノ・マタラッツォ監督からの信頼も厚いこのMFは、日本代表でも欠かせない存在となっている。
遠藤の特徴は何と言っても対人の強さだ。選手が密集する中盤で相手に囲まれようとこの男が負けることはほとんどない。相手のチャンスの芽を摘み、瞬時に攻撃へとつなげられるこの男は、日本代表においても中盤の要となっている。
2021年9月から行われているアジア最終予選全試合にフル出場。シュトゥットガルトでもフル稼働を続ける遠藤は、驚異的な鉄人ぶりを見せている。27日に行われる中国代表戦にもベストコンディションで臨み、中盤を支配する活躍を期待したい。
【写真:Getty Images】
田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)
生年月日:1998年9月10日
日本代表通算成績:5試合1得点
2021年7月、2.ブンデスリーガ(2部)に所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフに買い取りオプション付きレンタルで移籍した田中碧は、東京五輪に出場。オーバーエイジ(OA)で参加した遠藤航とコンビを組み、ベスト4進出に大きく貢献した。欧州初挑戦となった今シーズンは、ここまでリーグ戦15試合に出場している。
昨年10月、田中は約2年ぶりに日本代表に戻ってきた。オーストラリア代表戦でスタメンに抜擢されると、試合序盤に貴重な先制ゴールをゲット。この若きMFは窮地の日本代表を救った。
オーストラリア代表戦以降は、スタメンに定着した。同年11月に行われたベトナム代表、オマーン代表とのアウェイ2連戦でも勝利に貢献している。瞬く間に欠かせない存在となったこの男は、27日に行われる中国代表戦にも欠かせない。
【写真:Getty Images】
守田英正(CDサンタ・クララ/ポルトガル)
生年月日:1995年5月10日
日本代表通算成績:12試合2得点
2021年1月にポルトガルのサンタ・クララに移籍した守田英正は、加入後すぐにスタメンに定着。昨シーズンに続き、今季も安定したシンプルなプレーで攻守の橋渡し役を担い、中盤で不動の地位を築いている。
豊富な運動量を持つ守田はピッチ全体を駆け回り、様々な場面でプレーに関与。果敢にゴール前に顔を出すだけでなく、体を張ったプレーでピンチを防ぐ。さらに、卓越したテクニックとパススキルで試合をコントロールする。
FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選で遠藤航と見事な連係を見せた守田は、サウジアラビア代表戦に途中出場した。4-3-3にフォーメーションを変更したオーストラリア代表戦ではスタメンに抜擢され、交代になる85分まで安定したプレーを見せて勝利に貢献した。同年11月に行われたオマーン代表戦は累積警告により欠場となったが、27日に行われる中国代表戦ではスタメンに復帰するだろう。