【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は27日、カタールワールドカップアジア最終予選で中国代表と対戦する。5位に沈む相手との対戦だが、一瞬の油断が命取りとなる。中国代表を牽引するエースは、世界最高峰のリーグでプレーする逸材だ。
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江蘇省南京市出身のウー・レイは、わずか14歳でトップリーグデビューをしている。18歳で中国代表でもデビューを飾り、中国スーパーリーグを代表するアタッカーに成長。9年連続で2ケタ得点をマークし、年間MVPや得点王にも輝いた。そして19年1月、27歳のときに、スペイン1部のエスパニョール移籍を決断している。
サイドを主戦場としており、スピードに乗ったプレーに対戦相手は注意しなければいけない。2020年1月に行われたバルセロナとのダービーマッチでは、引き分けに持ち込む同点ゴールを決めている。角度のない難しい位置から決めたゴールを、スペイン紙『AS』は「バルサを沈めたウー・レイのゴールは、10億人以上が目撃した!」と表現し、大きな話題になった。
ウー・レイは中国代表でも絶対的な存在で、アジア予選でゴールを量産している。2次予選8試合で8得点、最終予選でも6試合で4得点をマークしている。日本代表が最も警戒しなければならないのはこの男で間違いないだろう。
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