マンチェスター・ユナイテッドで十分な出場機会を得られていないイングランド代表MFジェシー・リンガードだが、他クラブへの移籍も難航しているようだ。本人は放出に応じないユナイテッドへの怒りを抱いているとも報じられている。

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　昨季はユナイテッドで全く出場できない状況から、シーズン後半戦にレンタルされたウェスト・ハムで大活躍を見せたリンガード。レンタルを終えた今季はユナイテッドに残留したが、わずかな出場時間にとどまっている。

　再び1月にチームを離れることを希望しているとみられ、特にニューカッスルが獲得に向けて積極的に動いていると報じられていた。ニューカッスルはプレミアリーグで現在降格圏の18位に沈み、残留に向けて起爆剤を必要としている。

　だが英『スカイ・スポーツ』などが伝えたところによれば、ニューカッスルへのレンタルに向けた交渉は合意に至らず破談に終わったようだ。ユナイテッド側はレンタル料金に加えて、ニューカッスルがプレミアリーグ残留に成功した場合に支払われるボーナスを設定することも要求し、金銭面で合意に達しなかったとも報じられている。

　出場機会を与えず、移籍させることにも消極的なユナイテッドの扱いに対し、リンガードは失望や怒りを覚えていると伝えるメディアもある。今月末の移籍期間終了までに、苦境を抜け出せる選択肢は見つかるのだろうか。

【了】