【写真:Getty Images】
オランダの強豪PSVで、MF堂安律はシーズン当初の予想よりも多く試合に絡むことができている。そんな同選手が今季最も輝いた試合は、2021年12月4日に行われたエールディビジ第15節ユトレヒト戦だろう。右ウイングで先発し、豪快なゴールなどを叩き込んだ。
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堂安に出番がやって来たのは2-1リードで迎えた51分のことだった。エリック・グティエレスからのパスをボックス内右で受けると、左足で少しだけ内側にボールを動かし、最後は力強くシュート。これがニアサイドにズバッと突き刺さった。
パスを受けて自らが打ちやすい位置にボールを動かし、そこから左足を振り抜くまでが非常に速かった。それでいて威力もしっかりとあるので、GKからすると対応が難しくなる。実に堂安らしいゴールだったと言っていいはずだ。
堂安はその後アシストも記録し、4-1大勝に貢献。試合後にはロジャー・シュミット監督から称賛の言葉を受けるなど、申し分ない出来となった。
そんな堂安はFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選の中国代表戦とサウジアラビア代表戦に臨む日本代表メンバーに選出されている。W杯出場権獲得に向け絶対に勝ち点を落とせないこの2戦で、上記のようならしさ全開のゴールを叩き込むことができるだろうか。