絶大な人気を誇った背番号7
【写真:Getty Images】
デイビッド・ベッカム(元イングランド代表)
生年月日:1975年5月2日
在籍期間:94年7月~03年7月
通算成績:394試合85得点101アシスト
主な獲得タイトル:プレミアリーグ(6回)、UEFAチャンピオンズリーグ(1回)、FAカップ(2回)、コミュニティ・シールド(4回)、FIFAクラブワールドカップ(1回)
端正なルックスと華やかなプレーでサポーターたちから絶大な人気を誇っていたのがデイビッド・ベッカムだ。右足から繰り出される正確なキックは芸術の域に達しており、FKにおけるプレミアリーグ通算18ゴールはリーグ歴代最多の記録である。
1994/95シーズンにプレミアリーグデビューを飾ると、すぐに主力に定着。同世代のライアン・ギグスやポール・スコールズ、ネヴィル兄弟らと共に「Fergie’s Fledglings(アレックス・ファーガソンのひな鳥)」とも呼ばれた。エリック・カントナが現役引退した1997/98シーズンからは、背番号「7」を継承。1998-99シーズンにはプレミアリーグ、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠達成に大きく貢献している。
21世紀となって以降もベッカムはユナイテッドの中心選手として活躍し、2001/02シーズンにはキャリアハイの11ゴールを記録。ユナイテッドでのキャリアの晩年ではファーガソン監督との確執も噂されたが、2002/03シーズン途中に主力に返り咲き、自身6度目のプレミアリーグ優勝を達成した。このタイトルを置き土産にベッカムはレアル・マドリードへと移籍している。