【写真:Getty Images】
心臓発作を起こして以来プレーを中断しているデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンだが、復帰に向けて大きな一歩を踏み出すのかもしれない。プレミアリーグのブレントフォードに加入間近とも報じられている。
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エリクセンは昨年夏に開催されたユーロ2020(欧州選手権)の初戦で試合中に心臓発作を起こし、一時は心停止に陥った。ピッチ上での蘇生措置と搬送された病院での治療で悲劇は免れたが、現役生活の続行は不透明な状況となった。
心拍数の管理を行うため植込み型除細動器(ICD)を埋め込んだが、イタリアでは規定によりICDを装着してのプレーが認めらず、所属していたインテルとの契約を解除。プレー再開を目指すエリクセンは新たなクラブを探し始めた。
過去にプレー経験のあるオランダやイングランドではICDを装着してのプレーも認められるため、新天地候補として有力と予想されていた。ここ数日は古巣アヤックスでの練習参加も報じられていたが、加入するクラブはブレントフォードとなる可能性が高まっているようだ。
英紙『ミラー』は22日付で、エリクセンは「72時間以内」にブレントフォード加入が決定する見通しだと報じている。契約が実現するかどうかについては、メディカルチェックをパスできるかどうかが最後のハードルとなりそうだ。
クラブが決定してもすぐにプレー可能になるとは限らないが、実戦復帰への大きな一歩となることは確か。その先の目標として、デンマーク代表でのカタールワールドカップ出場にも希望が生まれてくるかもしれない。
【了】