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何が足りない? マンチェスター・ユナイテッドの攻撃は散々な内容。勝つには勝ったが、データが示す弱点とは…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

このまま試合終了かと思われたが…


 0-0のスコアレスで試合が進む中でマンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督は、62分にマーカス・ラッシュフォード、82分にエディソン・カバーニとアントニー・マルシャルの2人を投入した。

 先発出場していたクリスティアーノ・ロナウドに加えて3人のFWを投入し、試合終盤は4トップに近い形でユナイテッドは攻撃を展開した。

 試合の最終盤になるとチャンスが訪れ、90分に訪れたロナウドの決定機はアルフォンス・アレオラにセーブされるが、終了間際の93分に試合の均衡を破る一撃が決まった。

 自陣でボールを回収したアレックス・テレスが前線へボールを送ったところ、途中出場ライアン・フレデリクスが処理を誤り、ボールはゴール方向へと走っているロナウドの下へ。そこからマルシャル、カバーニへとボールが繋がり、最後はカバーニからのクロスをラッシュフォードが押し込んだ。

 ラングニック体制となってから前節ブレントフォード戦でゴールを決めるまで、1得点にも絡めていなかった背番号10がラストプレーで結果を残した。

 試合はこのまま終了し、交代選手3人が見事に得点に絡んだユナイテッドが土壇場で勝ち点3を掴んだのだった。

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