【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第23節のワトフォード対ノリッジ・シティ戦が現地時間21日に行われ、アウェイのノリッジが3-0で勝利を飾った。先制点となった得点は非常にトリッキーで珍しい形のスーパーゴールだった。
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残留ラインを挟んで17位と18位に位置していた両チームの対決は、お互いの未来を大きく左右する重要な一戦。この試合でヒーローとなったのが、ノリッジのアメリカ代表FWジョシュ・サージェントだ。
昨季までブレーメンで大迫勇也ともチームメートとしてプレーしていたサージェントは、昨年夏にノリッジへ移籍。先発を含めて十分な出場機会を得ながらも、プレミアリーグではデビューから18試合無得点と苦戦が続いていたが、この試合では初ゴールを含む2得点を挙げて勝利の立役者となった。
その初ゴールとなった後半立ち上がりの先制ゴールは驚きの一撃だった。エリア右でボールを残したテーム・プッキからのクロスはサージェントの体の後ろに入ったが、残した右足で何とか合わせたボールはGKの意表を突く形でゴールマウスの中へ。いわゆる“スコーピオンキック”の形で絶妙なコースへシュートを決めた形となった。
前節まで無得点での6連敗を喫していたノリッジにとってはこれが実に7試合ぶりのゴール。サージェントはこのあとヘディング弾でチームの2点目も叩き込み、ノリッジに9試合ぶりの白星と残留圏浮上をもたらした。