「ミスター・エスパルス」、10番を背負ったテクニシャン
【写真:Getty Images】
MF:澤登正朗
生年月日:1970年1月12日
リーグ通算成績:381試合85得点
主な獲得タイトル:Jリーグ2ndステージ(1999)、アジアカップウィナーズカップ(2000)、リーグカップ(1996)、天皇杯(2001)
「ミスター・エスパルス」といえば、澤登正朗だ。長くエスパルスの10番を背負ったテクニシャンは、381試合に出場した。
澤登は、Jリーグ開幕を翌年に控えた1992年にエスパルスに加入。Jリーグ元年からエスパルスの主力として活躍し、1993年の新人王を受賞した。主に攻撃的MFとしてピッチに立ち、ずば抜けた技術で相手を翻弄。セットプレーで繰り出される高精度のキックもファンを魅了した。
1999年のJリーグ年間王者を決めるチャンピオンシップのジュビロ磐田戦で澤登が決めたFKは、今も語り草。この年の日本年間最優秀選手賞も受賞しており、エスパルスの歴史であまりにも大きな存在だ。