【写真:舩木渉】
【日本代表 7-0 流通経済大学 練習試合】
国内組の選手を集めて合宿を行っていた日本代表は21日、流通経済大学との練習試合で7-0の快勝を収めた。
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2019年のアジアカップ以来、約3年ぶりの日本代表復帰となったFW武藤嘉紀がゴールで森保一監督にアピールした。流経大との練習試合に4-3-3の右ウィングとして先発出場すると、20分にゴール前まで侵入してDF長友佑都の折り返しに合わせた。
試合後、オンラインで取材に応じた武藤は「実戦でしっかり(ゴールを)決めたことは自分自信にとっても自信になります」と述べる。しかし、得点力は「本当に大一番で発揮したい」と、あくまで見据えるのはワールドカップ予選だ。
日本代表は一度解散し、22日にカタールワールドカップのアジア最終予選に向けたメンバーが改めて発表される。武藤はそこへ生き残るためにアピールを続けてきた。最後は1ゴールで締め「すごく濃密で、充実した合宿になった」と語る。
「やるべきことはしっかりやりましたし、(ワールドカップ最終予選のメンバーに)選ばれるにしろ選ばれないにしろ、自分のやるべきことは変わらず、全力で続けなくてはいけないと思います」
現在、FW古橋亨梧やMF三笘薫など有力なアタッカーたちが負傷離脱中で、日本代表招集も不可能な状態になっている。武藤にとっては再び自らの価値を証明する大きなチャンスなだけに、森保監督がアジア最終予選に向けてどんな選択をするか注目だ。
(取材・文:舩木渉)
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