【写真:舩木渉】
【日本代表 7-0 流通経済大学 練習試合】
国内組の選手を集めて合宿を行っていた日本代表は21日、流通経済大学との練習試合で7-0の快勝を収めた。
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日本代表のシステムは4-3-3。スターティングメンバーにはGK権田修一をはじめ、ディフェンスラインに右から酒井宏樹、中谷進之介、谷口彰悟、長友佑都、中盤アンカーに稲垣祥、インサイドハーフに脇坂泰斗と江坂任、3トップに右から武藤嘉紀、大迫勇也、相馬勇紀が名を連ねた。
序盤から主導権を握った日本代表は3分にコーナーキックの流れから大迫が押し込んで先制する。そして16分に左サイドから切り込んだ相馬がミドルシュートを突き刺して2点目。20分には長友が相馬を相手ディフェンスラインの背後へ走らせ、自らインナーラップしてパスを引き出すと、折り返しに武藤が詰めてリードを3点に広げる。
ハーフタイムが明けの日本代表は権田、脇坂、谷口の3人を残してスタメンのほとんどをベンチに下げる。システムは4-3-3のまま、GK権田、ディフェンスラインに右から山根視来、谷口、西尾隆矢、佐々木翔、アンカーに松岡大起、インサイドハーフに渡辺皓太と鈴木唯人、3トップに右から脇坂、上田綺世、荒木遼太郎という構成になった。
そして55分、脇坂のスルーパスに抜け出した渡辺が右サイドから折り返し、最後は上田が日本代表に4点目をもたらす。直後の57分には脇坂のシュートがブロックされたところに渡辺が詰めて5点目を奪った。
60分には脇坂と谷口が交代となり、右ウィングにはトレーニングパートナーの佐藤恵允、センターバックには穴埋めとして流通経済大学の選手が入った。
メンバーが大きく変わっても攻め手を緩めない日本代表は72分、荒木のクロスから上田のダイビングヘッドで6点目。さらに89分にも荒木からのパスを受けた上田がPKを獲得し、それを自ら決めてハットトリックを達成した。
合計7点を奪った日本代表は、最高の形で合宿を打ち上げた。上田や渡辺は結果という形でカタールワールドカップ・アジア最終予選での招集メンバー入りに向けてアピールすることもできた。
森保一監督は27日の中国代表戦と2月1日のサウジアラビア代表戦に向けた日本代表メンバーを22日に発表する予定だ。国内組合宿から果たして何人が生き残るか注目が集まる。
【得点者】
3分 1-0 大迫勇也(日本)
16分 2-0 相馬勇紀(日本)
20分 3-0 武藤嘉紀(日本)
55分 4-0 上田綺世(日本)
57分 5-0 渡辺皓太(日本)
72分 6-0 上田綺世(日本)
90分 7-0 上田綺世(日本)
【了】