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Jリーグ 3年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング61~65位。早くから注目された天才、遅刻癖を直し輝いたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

61位:FC東京のレジェンド

石川直宏
【写真:Getty Images】



FW:石川直宏(FC東京)
最高市場価値:250万ユーロ(約3億円)
更新日:2009年12月16日(当時28歳)

 中学生で横浜マリノスジュニアユース追浜に所属し、高校に進学するとユースへ昇格した。そして2000年にはマリノスのトップチームに昇格。同年のJ1リーグ第4節鹿島アントラーズ戦でデビューを果たしている。しかし、以降はなかなか出場機会に恵まれず。2002年にFC東京へ期限付きで加入することになった。

 FC東京では持ち味のスピードを活かして存在感を示すなど、早々にチームへフィットした。2003年には完全移籍を果たし、同年にJリーグフェアプレー個人賞を受賞。また、日本代表初選出も果たすことになった。以降も石川直宏はFC東京の中心的存在として奮闘。怪我に泣かされることもあったが、クラブのために全力を尽くしていた。

 2009年は石川にとって素晴らしいシーズンとなった。J1リーグではキャリアハイを大幅更新する15得点を叩き出しており、ヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)制覇にも貢献。その活躍が評価され、自身初のJリーグベストイレブンに名を連ねることになった。そして、同シーズン終了後に市場価値が自己最高額となる250万ユーロ(約3億円)までアップしている。


【了】

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