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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング56~60位。元Jリーグ得点王にGKで初めて欧州移籍を果たした名手とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

57位:J1で2度得点王に輝いたストライカー

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【写真:Getty Images】


FW:前田遼一(ジュビロ磐田)
最高市場価値:260万ユーロ(約3.1億円)
更新日:2009年12月14日(当時28歳)

 前田遼一は2000年にジュビロ磐田に加入した。U-19日本代表として出場したAFCユース選手権では大会MVPに選出される活躍を披露したが、当時の磐田は黄金期を迎えており、トップチームでの出場機会は限られていた。

 転機となったのは2003シーズン。絶対的エースだった中山雅史が負傷離脱により出場機会が大幅に増加し、Jリーグでは1stステージ、2ndステージ合わせて7ゴールを記録。天皇杯では5試合に出場し、優勝に貢献した。このシーズン以降、前田はスタメンに定着し、2005シーズンからはJ1で3季連続となるシーズン二桁ゴールを達成している。また、2007年からは日本代表にも選出されている。

 2008シーズンは膝の半月板損傷の影響で前半戦を棒に振る形となり、連続シーズン二桁ゴールは途絶えたが、2009シーズンは自身初となるJ1全34試合に出場。キャリアハイの20ゴールを決め、J1得点王とベストイレブンに輝いた。こうした活躍から市場価値はシーズン終了後に自己最高額となる260万ユーロ(約3.1億円)まで大きく上昇した。

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