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南野拓実は「チーム内での役割が明確でない」 リバプールレジェンドが今後を疑問視

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】



 リバプールのレジェンドである元アイルランド代表のジョン・オルドリッジ氏は、現在のチーム内での南野拓実の役割や今後の見通しに疑問を呈した。地元紙『リバプール・エコー』が17日付で同氏によるコラムを掲載している。

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 リバプール加入から3シーズン目を迎えながらも、層の厚いチームで十分な出場機会を得られない状況が続いている南野。16日のブレントフォード戦では今季リーグ戦2点目のゴールを決めたとはいえ、リーグ戦での先発出場はここまで一度もなく、国内カップ戦が主戦場となっている。

「南野はブレントフォード戦でゴールを決めたが、チーム内での彼の役割はあまり明確ではない」とオルドリッジ氏は指摘。主に格下相手の対戦となるカップ戦では高い得点率を記録しているが、「今のリバプールでどこにフィットするかが一番の問題だ」と述べている。

「中盤でプレーすることはない。本格的なウイングだとも思えないし、純粋な(センター)フォワードに適しているとも考えられない」とオルドリッジ氏。ゴール前で良い位置に現れる能力や、カップ戦で数字を残していることは評価しながらも、「今後もリバプールでやっていくのに十分な選手かどうかは分からない」と評した。

「彼のプレーをコンスタントに見ることはできていない。そのことが、彼と監督との関係がどのようであるかについて何かを表しているのかもしれない」と、ユルゲン・クロップ監督との関係についても疑問を投げかけている。

 20日にはカラバオ・カップ(リーグ杯)準決勝2ndレグのアーセナル戦が行われる。0-0に終わった先週の1stレグで決定機を逃して厳しい批判を受けた南野は、ミスを帳消しにしてチームを決勝に導くような働きを見せたいところだ。

【了】

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