【写真:Getty Images】
アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、アフリカ・ネーションズカップ出場中の代表チームを離脱して急きょクラブへ戻ることになった。規律上の問題が理由だという噂も浮上したが、本人は否定している。
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オーバメヤンはガボン代表合流後に新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受け、10日に行われたネーションズカップ初戦のコモロ代表戦を欠場。14日のガーナ代表戦で復帰が見込まれたが、「心臓の問題」により第2戦も欠場することが直前に決定された。
18日には決勝トーナメント進出の懸かるグループ最終節のモロッコ代表戦が行われるが、ガボンサッカー連盟はオーバメヤンがチームを離脱してイングランドへ戻ることを前日に発表。同様の状況で2試合を欠場していたニースのMFマリオ・レミナも離脱が発表された。
アーセナルでは、オーバメヤンは規律違反を理由に先月キャプテンの役割を剥奪された。ガボン代表でも、ネーションズカップ前の準備で訪れたドバイでレミナとともにパーティーに参加していたと報じられて問題視されていたこともあり、2人の離脱は規律上の問題が理由ではないかという憶測も広がったようだ。
だが、両選手はそれぞれ公式SNSでメッセージを発信して噂を否定。「僕らは難しい問題を抱えているが、それに加えて噂もある。まずは健康に気を遣わなければならないので、ウソの噂を今後気にすることはない」とオーバメヤンは主張している。
オーバメヤンとレミナはそれぞれクラブに戻って健康状態の確認を行うことが見込まれる。クラブの試合に予定より早く復帰するのか、あるいはガボン代表が勝ち進んだ場合に再び合流する可能性があるのかなど今後の動向の見通しは明らかではない。
【了】