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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング51~55位。GK初のJリーグMVPに輝いた名手、次世代を担う右サイドバッグとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

51位:次世代を担う右サイドバッグ

0117-菅原
【写真:Getty Images】



DF:菅原由勢(AZ)
最高市場価値:300万ユーロ(約3.6億円)
更新日:2021年3月6日(当時20歳)

 名古屋グランパスの下部組織在籍時に各世代別代表に招集された菅原由勢は、2018シーズン開幕戦のガンバ大阪戦でトップチームデビュー。17歳7ヵ月27日でのデビューは、当時のクラブ最年少記録となった。

 センターバックとサイドバックをこなし、同シーズンは開幕戦から12試合連続出場。17歳にして主力となっていたが、同年7月に中谷進之介と丸山祐市が加入すると出場機会は激減した。だが、世代別代表で活躍した菅原は2019年7月にオランダのAZへ買取オプション付きのレンタルで加入。Jリーグデビューから約1年半で欧州リーグへ移籍を果たした。

 AZでも開幕戦からフル出場を果たし、いきなりホームで初ゴールをマークした。シーズン通してコンスタントに出場機会を得ると、翌年にはAZが買取オプションを行使。本職のサイドバッグたけでなくウイングもこなすなど、攻守でチームに貢献した。そんな菅原の市場価値は、2021年3月に300万ユーロ(約3.6億円)を記録。現在は最高額を維持しているが、これからさらに上昇していくだろう。

【了】

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