【写真:Getty Images】
日本代表は17日、千葉県内で国内組のみを招集した候補合宿をスタートさせた。
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追加招集で初めて日本代表候補となったMF松岡大起は、初練習に先駆けてオンラインで取材に応じ、「初めての選出ですごく嬉しく思いますし、自分の持っているものを全て出す、アピールするという強い気持ちと強い覚悟を持ってこの合宿に来ました」と力強い意気込みを述べた。
特徴として挙げたのは「ピッチの中で声を出して存在感を出すこと」や「ボールを奪うところ」。清水エスパルスに所属する20歳のMFは「自分の特徴を全て出したい」とアピールに燃えている。
21日に予定されていたウズベキスタン代表との国際親善試合は中止になってしまったが、候補合宿という絶好のチャンスを無駄にするつもりはない。練習や練習試合の中でのパフォーマンスしだいでは、来週24日から始まる海外組も合流した日本代表合宿に招集されるかもしれない。
「A代表の試合はずっと見てきましたし、自分の目標であるA代表で絶対に結果を残してやるんだという気持ちで来たので、すごく準備してきました。ただ来ていいものを盗むだけじゃなくて、自分の中でワールドカップに出場するという目標もありますし、またアジア予選もあるので、しっかりそこ(のメンバー)に入ってやるという強い気持ちと覚悟を持って来ました」
幼い頃から夢見てきてワールドカップの舞台に立つためには、さらに成長速度を上げ、日本代表の競争に割って入っていかなければならない。「世界で見ても20歳というのは若くないと思っているので、自分自身常に危機感を持ってやっていますし、もっともっと上に行きたいという強い気持ちがある。この合宿でそういった部分をしっかりピッチの中で出せるようにやっていきたいと思います」と、松岡の決意は固い。
「自分のプロサッカー人生、まだ始まったばかりで2、3年なんですけど、一番飛躍する年にしたいと思っています」
パリ五輪世代の中心選手としても期待される中盤のコンダクターは、日本代表候補合宿で森保一監督に何を示せるだろうか。
(取材・文:舩木渉)
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