プレミアリーグ第22節、リバプール対ブレントフォードが現地時間16日に行われ、3-0でホームチームが勝利している。日本代表FW南野拓実は74分から出場。そのわずか3分後にはゴールも奪うなど、アーセナル戦で浴びた痛烈な批判を自らの力で振り払った。(文:小澤祐作)
リバプールは3-0完勝
プレミアリーグ3試合未勝利と足踏み状態だったリバプールだが、ようやく勝ち点3を取り戻すことに成功した。ここから再び、ギアが上がっていくかもしれない。
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戦前の予想通り、リバプールは立ち上がりから圧倒的にボールを支配してブレントフォードを押し込んでいた。しかし、GKアルバロ・フェルナンデスのファインセーブなどに遭い、なかなかゴールネットを揺らせない。この展開を見て、スコアレスドローに終わった3日前のEFLカップ準決勝1stレグ、アーセナル戦のことが頭に浮かんだサポーターも少なくなかったはずだ。
それでも、44分という最高の時間に、リバプールは待望の先制ゴールを奪った。コーナーキックから、最後はファビーニョが頭で押し込んだのである。結果論になってしまうが、この1点が非常に大きかった。
後半に入ってもリバプールのペースは変わらない。63分にはディオゴ・ジョタがポスト直撃のシュートを放つなど、ブレントフォード守備陣を脅かし続けた。
すると69分、アンドリュー・ロバートソンのピンポイントクロスをアレックス・オックスレイド=チェンバレンがダイビングヘッドで合わせ、スコアは2-0に。この時点でリバプールの勝利はほぼ確実なものとなっていた。
しかし、ここで流れを止めず、さらにアンフィールドを沸かせた男がいた。それが、日本代表FW南野拓実だ。