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リバプール史上最強! 伝説の英雄5人。ジェラード、キャラガー…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 

21世紀最高の9番

0116-トーレス
【写真:Getty Images】



FW:フェルナンド・トーレス(元スペイン代表)
生年月日:1984年3月20日
在籍期間:2007年7月~2011年1月
通算成績 :142試合81得点20アシスト
主な獲得タイトル:-

 ”エル・ニーニョ”と呼ばれ、アトレティコ・マドリードでゴールを量産したフェルナンド・トーレスは、2007年に当時のクラブ歴代最高額となる3800万ユーロ(約45.6億円)でリバプールに加入。当時23歳のストライカーは、1年目からその金額が安く思えるほど圧倒的な活躍を見せ、一瞬にしてファンの心を掴んだ。

 初年度ながら、スティーブン・ジェラードと抜群の相性を見せたトーレスは、リーグ戦24得点をマーク。相手DFを一瞬で置き去りにし、難しいゴールも難なく決めたこのストライカーは、外国人選手がプレミアリーグのデビューシーズンで挙げた最多得点記録を更新した。翌シーズンは怪我に悩まされながらも、リーグ戦24試合で14得点をマーク。惜しくも優勝を逃したが、トーレスが万全の状態であれば…。世界中のファンがそう思っていたに違いない。

 09/10シーズンには、加入3年目でプレミア50ゴールをマーク。当時のクラブ史上最速となるリーグ戦72試合での達成となった。その後、膝の怪我に苦しんだトーレスは失速。加入当初のような輝きは失われると、2011年にチェルシーへ移籍した。トップ4を争うライバルクラブへの移籍は大きな波紋を呼んだが、アンフィールドでのトーレスの活躍は、英雄として語り継がれていくだろう。

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