クラブに全てを捧げた闘将
【写真:Getty Images】
DF:ジェイミー・キャラガー(元イングランド代表)
生年月日:1978年1月28日
在籍期間:1996年7月~2013年7月
通算成績 :737試合4得点18アシスト
主な獲得タイトル:FAカップ(00/01、05/06)、フットボールリーグカップ(00/01、02/03、11/12)、コミュニティ・シールド(01/02、06/07)、UEFAチャンピオンズリーグ(04/05)、UEFAカップ(00/01)、UEFAスーパーカップ(01/02、05/06)
クラブ史上2番目の通算出場数を誇る闘将、ジェイミー・キャラガーは17年に渡るキャリアの全てをリバプールに捧げたワンクラブマンだ。スティーブン・ジェラードと共にチームの支柱として活躍したこの男は、まさに英雄と言える存在だろう。
デビュー当初、キャラガーはサイドバッグやボランチなど複数のポジションでプレーしていた。ユーティリティプレーヤーとして頭角を現したが、04/05シーズンにラファエル・ベニテスが就任すると、センターバッグとしての才能が開花。同シーズンのリーグ戦全試合にフル出場し、チャンピオンズリーグ(CL)の優勝に貢献すると、2005年にはバロンドールにノミネートされた。
その後も闘志むき出しのプレースタイルで常にチームを鼓舞し続けたキャラガーは、12/13シーズンを最後に現役引退を決断。どんな高額なオファーや名声にも目を向けず、低迷していく中でもクラブを支え続けたこの男は、どんなスター選手よりもファンの記憶に残っている選手だろう。