46位:クラブではそこまでだったが…
【写真:Getty Images】
MF:柴崎岳(ヘタフェ)
最高市場価値:300万ユーロ(約3.6億円)
更新日:2018年7月16日(当時26歳)
高校サッカーの強豪、青森山田高校で1年生から10番を背負った柴崎岳は2009年、高校2年で鹿島アントラーズと仮契約。その2年後、正式契約をかわしている。鹿島では1年目からまずまずの出場機会を得ると、在籍2年目の2012シーズンで主力に定着。同シーズンはヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)連覇に貢献し、大会最優秀選手賞、さらにJリーグアウォーズにてベストヤングプレーヤー賞を受賞することになった。以降は鹿島の中心的存在として活躍している。
そして2017年冬、柴崎はスペイン2部のテネリフェに移籍。加入当初は慣れない環境への適応に苦しんだが、徐々に持ち味を発揮した。するとテネリフェ移籍からわずか半年後、今度はスペイン1部のヘタフェに加入。ここではスタートダッシュに成功したが、後半戦は怪我の影響などもありベンチスタートがほとんどに。輝きを放てなかった。
それでも柴崎は日本代表として臨んだロシアワールドカップで大活躍。史上初のベスト8進出へあと一歩のところまでチームを押し上げていた。そのパフォーマンスもあってのことだろう、ヘタフェでは不完全燃焼に終わったが、2018年夏にキャリアハイとなる300万ユーロ(約3.6億円)まで市場価値が上昇することになった。
【了】