100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、最も高い市場価値を記録した日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した最高市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は1月4日時点における最高額。所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
50位:欧州でノリに乗るDF
【写真:Getty Images】
DF:伊藤洋輝(シュツットガルト)
最高市場価値:300万ユーロ(約3.6億円)
更新日:2021年12月22日(当時22歳)
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ジュビロ磐田の下部組織出身で、2017年にトップチーム昇格を果たした。当初はほぼ出番に恵まれず、2019年に期限付き移籍した名古屋グランパスでも存在感を示すことができなかったが、名古屋から磐田に復帰した2020シーズンよりレギュラーに定着。そして2021年夏、活躍の場をドイツのシュツットガルトへと移すことになった。
新天地では予想以上の活躍を披露している。ブンデスリーガ第8節ボルシア・メンヒェングラードバッハ戦で移籍後初フル出場を果たすと、以降は主力に定着。11月には「ルーキー・オブ・ザ・マンス」に選出されており、さらには地元メディアから「今季のリーグデビューベストイレブン」にも選ばれているなど、ノリに乗っている。
その活躍もあり、市場価値も大幅に上昇した。シュツットガルト加入時はわずか55万ユーロ(約6600万円)だったが、昨年12月の更新で445%アップの300万ユーロ(約3.6億円)を記録することになっている。このまま好パフォーマンスが続けば、念願の日本代表デビューは間違いないだろう。