【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドがチームの現状について不満を吐露するような発言をしたことを咎めず、むしろ積極的に意見を口にすることを奨励している。英『ミラー』など複数メディアが伝えた。
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C・ロナウドの復帰などで名門復活が期待されたユナイテッドだが、今季も成績は安定せず優勝争いから脱落。選手間の関係悪化が噂され、C・ロナウドに関してもわずか1年での退団の可能性が取りざたされるなど周囲が騒がしくなっている。
そういった状況の中、C・ロナウドは英メディアのインタビューに対し、チームの意識を改善する必要があると訴えた。「正しいメンタリティなしに上位とのギャップは埋められない」「6位や7位を争うためにユナイテッドにいるわけじゃない」と強い言葉で語っていた。
ラングニック暫定監督は14日の会見でC・ロナウドの発言についてコメントを求められた。「誰かが非常に直接的な言葉で話をする必要があるなら、(そうすることが)大きなプラスになる。クリスティアーノや他の選手がピッチ上やドレッシングルーム内でそういう役割を担うなら大歓迎だ」と返答している。
C・ロナウドが精神面でチームをけん引する存在であることを明確にするためにも、ファンなどの間からは同選手をキャプテンにするべきだという声も上がっている。だが当面は、DFハリー・マグワイアがキャプテンであることは変わらないと指揮官は語った。
「今は(キャプテン交代の)理由があるとは思っていない。これまでハリーがキャプテンを務めてきたし、プレーしている限りは彼がキャプテンを務める。彼が出場しない時は別の誰かがキャプテンになるだろう」とラングニック監督は方針を示している。
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