36位:ワールドカップで活躍したCB
【写真:Getty Images】
DF:昌子源(トゥールーズ)
最高市場価値:380万ユーロ(約4.6億円)
更新日:2019年1月5日(当時26歳)
2011年に鹿島アントラーズに加入した昌子源は、翌2012シーズンにJ1デビューを飾っている。不動のレギュラーに定着した2014シーズンはJ1で全試合出場を達成し、植田直通と堅いCBコンビを築き上げた。鹿島では2016シーズンのJ1優勝や2018シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇などのタイトル獲得に大きく貢献した。
J1で評価を高めた昌子は2015年3月には日本代表デビューを果たし、2017年末に行われたEAFF E-1フットボールチャンピオンシップでは全3試合に主将として出場した。そして2018年に開催されたロシアワールドカップに臨む日本代表デビューに招集され、ワールドカップ前最後の試合で槙野智章に代わってスタメン起用されると、本大会でもレギュラーとしてプレー。初戦のコロンビア戦ではラダメル・ファルカオを見事に封じ込め、国内外から賞賛の声が上がった。
ワールドカップから半年後の2018年12月末にフランス、リーグ・アンに所属するトゥールーズへの完全移籍が発表された。前述した通り、2018年に鹿島はACLを制しており、こうした活躍からリーグ・アンデビューを果たす前の2019年1月5日に市場価値は自身最高額となる380万ユーロ(約4.6億円)に到達した。
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