37位:ドイツで初めてハットトリックを達成した日本人
【写真:Getty Images】
FW:高原直泰(フランクフルト)
最高市場価値:350万ユーロ(約4.2億円)
更新日:2007年6月21日(当時28歳)
1998年にジュビロ磐田に加入した高原直泰は、デビュー2年目の1999シーズンより3季連続で公式戦二桁ゴールを達成した。ボカ・ジュニアーズへの半年間の期限付き移籍から磐田に復帰した2002シーズンは、J1で26ゴールを決め得点王とJリーグ年間最優秀選手賞、ベストイレブンと個人タイトルを総なめした。
そして03年1月にドイツ、ブンデスリーガに所属ハンブルガーSVへと完全移籍を果たす。1シーズン目は3ゴール、2シーズン目は2ゴールと得点を量産することはできなかったが、連続無失点記録を継続していたバイエルンのオリバー・カーンからゴールを奪うなど要所要所で印象的な活躍を披露した。
06年夏にフランクフルトへと活躍の場を移すと12月に行われたアレマニア・アーヘン戦でハットトリックを達成。ブンデスリーガにおけるハットトリックは日本人史上初の快挙だった。結果的に2006/07シーズンはリーグ戦で11ゴールを決め、シーズン終了後に高原の市場価値は自身最高額となる350万ユーロ(約4.2億円)まで上昇した。