【写真:Getty Images】
2021シーズン限りで現役を引退した阿部勇樹は、新シーズンより浦和レッズユースのコーチに就任することが発表された。記憶に残るプレーは数えきれないほどあるが、現役最後のゴールは美しいものだった。
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開幕から3試合で2得点をマークした阿部は、2021年5月9日の第13節・ベガルタ仙台戦で自身の代名詞ともいえるプレーを見せる。ゴール正面からやや右寄りの位置でFKのチャンスを得ると、阿部の右足から放たれたキックはゴールネットを揺らした。鋭い回転がかかったボールは美しい曲線を描き、ゴール右隅へと決まっている。
誰もが見惚れる芸術的なFK弾が、現役生活最後のゴールとなった。精度の高いキックやインテリジェンスを感じさせるプレーで長きに渡って第一線で活躍した阿部は、指導者として新たなスタートを切った。