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バルセロナが18歳FWを“放出”。期待された若手選手を登録抹消の理由は…

text by 編集部 photo by Getty Images

ユスフ・デミル
【写真:Getty Images】



 バルセロナは、ラピド・ウィーンからのレンタルで加入していたオーストリア代表FWユスフ・デミルをトップチームから外したようだ。スペイン紙『マルカ』などが伝えている。

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 デミルは昨季オーストリア1部リーグで25試合に出場して6ゴールを挙げるなど頭角を現し、オーストリア代表にも17歳でデビュー。昨年夏に18歳となったあと、買取オプション付きレンタルの形でバルセロナへの移籍が発表された。

 当初はBチームでプレーを開始することが見込まれていたが、トップチームに登録されてリーガデビュー。9月には2試合連続スタメンに起用されるなど将来を期待される若手選手の一人となったが、シャビ・エルナンデス監督の就任後はわずかな出場機会しか得られていなかった。

 現時点でクラブからの公式発表はないが、スペインメディアによればデミルはトップチームから登録を抹消されたとのこと。ユースチームに降格されたとも、すでにレンタル契約を打ち切ってオーストリアに戻ったとも報じられている。

 このタイミングでトップチームからの抹消を決めた理由は、デミルがもう1試合に出場すれば契約により1000万ユーロ(約13億円)での買取義務が発生する状況だったが、バルセロナがそれを望まなかったためだとされている。また、FWフェラン・トーレスの登録を可能とするための人件費削減の意図もあったとのことだ。

【了】

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