【写真:Getty Images】
田中達也が、2021シーズン限りで現役を引退した。サッカー日本代表や浦和レッズ、アルビレックス新潟で数多くのゴールを決めてきたが、現役ラストゴールはあまりにも強烈なものだった。
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最後のゴールが生まれたのは、2019年3月3日に行われたJ2第2節・ジェフユナイテッド千葉対アルビレックス新潟。先発出場した田中はチャンスを逃さなかった。
戸嶋祥郎がインターセプトしたボールを拾った田中は、ゴールから25mはあろうかという位置から右足を振り抜く。右上隅に突き刺さる強烈なミドルシュートは、ストライカーとして実績を残してきた田中ならではの一撃だった。
田中にとってはこれがJリーグ通算69個目のゴールとなった。37歳となったこのシーズンはリーグ戦17試合に出場したが、この1点のみに終わり、ここ2シーズンはゴールを決めることができなかった。ワンダ―ボーイと呼ばれた男が21年間の現役生活で見せてきたプレーの数々は、人々の記憶に深く刻まれることになるだろう。